額田郡幸田町で 36 年地域に根付いた医療を行っている歯医者『わたなべ歯科』の藤田です。
むし歯が進行し、神経にまで到達すると神経を取り除く「根管治療」が必要になります。
根管治療と聞くと「痛そう」「なんだか怖い」など、次のような不安や疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
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根管治療中の痛みはどれくらい続く?
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根管治療で痛みが出る原因は?
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根管治療の痛みを軽減させる方法は?
今回は、根管治療の痛みについて詳しくお話しします。進行したむし歯のある方や、根管治療に不安がある方はぜひ参考にしてください。
目次
■根管治療って痛い?どれくらい痛みは続く?
神経に達するほどの大きなむし歯の場合、歯の内部にある神経などが通る根管内まで細菌感染が広がります。歯の神経が炎症を起こすことによって、激しい痛みを伴います。
神経に達したむし歯の痛みは夜も眠れないほどの強い痛みを引き起こすことがあります。痛みを取り除くためには、神経を除去する根管治療が必要となります。神経を取り除く根管治療は「抜髄(ばつずい)」と呼ばれます。
◎痛みがなくなる=むし歯が治ったことではない?
神経まで達したむし歯は、痛みが一時的に治まることがあります。しかし、それは神経が壊死してしまったことで痛みを感じなくなっている可能性もあります。痛みがなくなったからといって放置せず、早めに歯科を受診することが大切です。
◎抜髄の痛みについて
基本的に根管治療で行う抜髄は麻酔を使用して行うため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。ただし、歯の状態や器具が触れる刺激によって、まれに痛みが生じる場合があります。
処置後もしばらく痛みが続くことがありますが、通常は時間の経過とともに落ち着いていきます。
■根管治療で痛みが出る原因
麻酔をするのに、根管治療時にまれに痛みを感じる場合があるのはなぜでしょうか。抜髄の処置中に痛みが出る主な原因は以下の3つです。
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神経の炎症が強い
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膿が溜まっている
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根管充填の圧迫
神経に強い炎症がある、膿が溜まっている場合は、治療中の器具の刺激によって痛みが出ることがあります。また、炎症が強いと、麻酔をしていても痛みを感じやすくなる傾向にあるため「麻酔をしても痛かった」と感じる方も中にはいるようです。
◎根管充填の圧迫による痛み
根管治療では、根管内の消毒・洗浄を終えた後、根管内に薬を詰める根管充填(こんかんじゅうてん)という処置を行います。
根管充填は、根管内に再度細菌が入り込まないよう薬剤で根管を封鎖するために行う処置です。強い圧力をかけて薬剤を密封させるため、充填後の圧迫感や違和感を痛みとして感じる場合もあります。根管充填による圧迫感などは処置後、次第に治まってきます。
【当院は根管治療の際も痛みに配慮した治療を行います】
痛みのある治療は患者さまにとって辛いものです。「痛みが不安で根管治療を躊躇してしまう」という方もいるでしょう。
実際は麻酔を行うため、治療中の痛みはそれほど心配ありません。しかし、「麻酔注射のチクッとした痛みが苦手」という方もいるでしょう。
当院では、麻酔前に感覚を麻痺させる「表面麻酔」を歯ぐきに塗布してから麻酔を行います。注射針は細い針を用いて、できる限り痛みを抑える治療を心がけています。
むし歯は初期に治療すると痛みを伴う処置も少なくて済むため、定期検診などを利用して、重症化する前に治療することで患者さまの負担も少なくなります。