虫歯じゃないのに噛むと歯の奥が痛い原因と今すぐできる応急処置|幸田町の歯医者|わたなべ歯科

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虫歯じゃないのに噛むと歯の奥が痛い原因と今すぐできる応急処置

虫歯じゃないのに噛むと歯の奥が痛い原因と今すぐできる応急処置

その「噛むと奥が痛い」、むし歯以外に原因があるかもしれません

むし歯はないと言われたのに、食事のたびに奥歯がズキッとする。そんな不安を感じていませんか。噛んだときの奥歯の痛みは、むし歯だけが原因とは限りません。この記事では、考えられる原因のセルフチェックから応急処置、忙しい方向けの歯科医院選びまで順を追って解説します。


この記事の要点まとめ


  • 噛むと奥が痛む原因は歯のひびや歯根膜の炎症、食いしばり、副鼻腔の炎症など多岐にわたります
  • 応急処置は鎮痛薬や冷却が中心で、根本的な対応には歯科での確認が望ましいとされます
  • 痛みが引いても内部で進行している場合があり、精密な診査や早めの相談が検討材料になります

むし歯がないのに噛むと歯の奥が痛い4つの原因とセルフチェック

「むし歯はありません」と言われたのに痛みが続く。そんなとき、原因は歯そのものだけでなく、周囲の組織や、ときには歯以外に隠れていることもあります2。ご自身の痛みのタイプを整理しておくと、受診時の説明にも役立ちます。


歯の微細な亀裂(歯根破折・マイクロクラック)


歯には、目に見えないほど細いひびが入ることがあります。髪の毛ほどの亀裂でも、噛んだ瞬間だけ鋭く痛むようなら注意が必要です。特に硬いものを噛んだときや、噛んで離した瞬間にズキッとする痛みは、亀裂のサインとして知られています。しみないのに痛い、というのも特徴のひとつ。レントゲンに写りにくく見つけにくいため、専門的な診査が必要になることもあります。


歯を支えるクッションの炎症(歯根膜炎)


歯と骨の間には、クッションの役割を果たす「歯根膜」という組織があります。ここに強い負荷や細菌の刺激が加わると炎症が起き、噛むたびに痛みが出ることがあります。歯根膜炎では、噛んだときにその歯が浮いたように感じたり、上下の歯が当たるだけで響くような痛みが出たりすることも。原因を取り除くことで、落ち着いていくケースが多い状態です。


歯ぎしり・食いしばりによる噛み合わせの過負荷


睡眠中の歯ぎしりや、仕事に集中しているときの無意識の食いしばり。これらは奥歯へ大きな負担をかけることがあります2朝起きたときに顎がだるい、特定の奥歯だけ噛むと痛むといった場合は、噛み合わせの過負荷が関わっているかもしれません。当院公式サイトでも、噛みしめ・食いしばりのご相談を受け付けています。


鼻の病気(上顎洞炎)やストレスによる非歯原性歯痛


上の奥歯の痛みは、歯ではなく鼻の奥にある副鼻腔の炎症(上顎洞炎)が神経を刺激して起こることもあります。かがむと痛む、複数の歯が同時に痛むといった場合は、このタイプが疑われることも。さらに、ストレスや筋肉の疲労が関係する「非歯原性歯痛」もあり、その場合は耳鼻咽喉科や内科での相談が向いていることもあります1


【今夜を乗り切る】痛みを和らげる応急処置と避けるべきNG行為

受診までの間、痛みを少しでも和らげる方法を知っておくと安心です。ただし、あくまで一時的なしのぎ方であり、根本的な解決には受診が必要な点にご注意ください。


市販の鎮痛薬(ロキソプロフェン・アセトアミノフェン)の選び方


ドラッグストアで手に入る鎮痛薬には、ロキソプロフェンやアセトアミノフェンといった成分があります。炎症を伴う痛みにはロキソプロフェン、胃への負担を抑えたい方や体調に配慮したい場合はアセトアミノフェンが選ばれることが多いようです。用法・用量を守り、空腹時を避けて服用しましょう。長期間の連用は避け、痛みが続くときは自己判断で飲み続けず、受診をご検討ください。持病のある方や服用中の薬がある方は、薬剤師に相談すると安心です。


患部を外側から冷やす・口腔内を清潔に保つ


ズキズキと強く痛むときは、頬の外側から濡らしたタオルや保冷剤を軽く当ててみてください。冷やすことで痛みが和らぐこともあります。ただし、冷やしすぎには気をつけましょう。また、食べかすが患部に残ると細菌が繁殖しやすくなります。ぬるま湯でやさしくうがいをし、痛む部分を避けながら丁寧にブラッシングして、口腔内を清潔に保つことが大切です。強くこすらず、刺激を与えないよう心がけてください。


血行を促進するNG行為(入浴・飲酒・激しい運動)を避ける


体が温まって血流が良くなると、患部に血液が集まり、かえって痛みが強まることがあります。痛みが出ている日は、長湯や飲酒、激しい運動は控えるのが無難でしょう。入浴はシャワーで軽く済ませ、就寝時は枕を少し高くすると頭部の血流が落ち着きやすくなります。痛む側では噛まないようにし、刺激物や熱すぎる・冷たすぎる飲食も避けておきましょう。


「一時的に痛みが引いた」と放置するリスクと最悪のシナリオ

「一時的に痛みが引いた」と放置するリスクと最悪のシナリオ

痛みが自然におさまると「治った」と感じてしまいがち。ですが、症状が消えても内部では進行が続いていることがあります1。放置したときにどんな変化が起こりうるのか、知っておきましょう。


歯髄の壊死による痛みの消失と感染の拡大リスク


強い痛みが続いた後、急に痛みを感じなくなることがあります。これは、歯の内部にある神経(歯髄)がダメージを受けて働かなくなったサインである場合があり、必ずしも回復を意味しません。神経が働かなくなると痛みは減りますが、その内部では細菌が増殖を続けることがあるのです。やがて歯の根の先に炎症が広がり、顎の骨にまで感染が及ぶと、腫れや発熱を伴うこともあります1。痛みが引いたからと安心せず、一度は状態を確認してもらうことが望ましいといえます。早い段階で相談するほど、選べる治療の幅も広がりやすくなります。


最終的に抜歯を検討することになる可能性


歯にひびが入っている場合、噛む力が繰り返し加わることで、亀裂が少しずつ深くなっていくことがあります。亀裂が歯の根の奥深くまで達し、歯根が割れてしまうと、歯を残す治療が難しくなり、抜歯という選択に至るケースもあります。歯を失った部分は入れ歯やブリッジ、インプラントといった治療で補うことになりますが、いずれも治療後のメンテナンスが欠かせません。ご自身の歯をできるだけ長く保つためにも、痛みのサインを見逃さず、早めに専門的な診査を受けることが大切です2。忙しい毎日の中でも、早期の一歩が将来の負担を軽くすることにつながります。


忙しい男性が1回で原因を特定し、短期間で治療を終えるための歯科医院選びのポイント

交代勤務や残業で通院時間の確保が難しい方こそ、精密な診査と効率的な治療体制の整った歯科医院を選ぶことがポイントになります。


歯科用CTなど精密な診査・診断が可能な設備があるか


通常の平面的なレントゲンでは、歯の細かなひびや、顎の骨の中で起きている変化を捉えきれないことがあります。歯科用CTは、対象を3次元の立体画像で確認できるため、見えにくい亀裂や骨の状態、副鼻腔の様子まで把握しやすくなります。「むし歯はない」とされながら痛みが続くケースでは、こうした立体的な診査が原因の特定に役立ちます2。過去に原因がはっきりしなかった経験がある方ほど、精密な検査ができる環境を選ぶ意義は大きいといえるでしょう。


セレックシステム等によるスピーディーな治療体制


セレックシステムは、コンピューター制御で修復物を設計・作製する仕組みです。従来は型取りから装着まで複数回の通院が必要でしたが、この仕組みなら通院回数を抑えられる場合があります。忙しくて何度も足を運ぶのが難しい方にとって、通院負担の軽減は大きな判断材料になります。ただし、症状や歯の状態によって適応は異なりますので、まずは診査のうえで相談することをおすすめします。


幸田町の「わたなべ歯科」で仕事と両立しながら早期治療


当院では、歯科用CTやセレックシステム、セファロレントゲンなど、精密な治療のための設備を導入しています。当院の特徴は、患者さまの目線に立ち、専門用語をなるべく使わず、分かりやすい言葉で丁寧に説明すること。また、麻酔の際は表面麻酔や極細の針を用いるなど、痛みに配慮した治療に取り組んでいます。原因のはっきりしない痛みや通院の負担にお悩みの方は、ライフスタイルに合わせた治療計画をご一緒に考えますので、まずはお気軽にご相談ください。ご予約は初診専用Web予約・公式LINE・お電話にて承っております。


よくある質問


Q. むし歯じゃないのに噛んだら痛いのはなぜですか?

A. 歯の微細な亀裂(ひび)、歯を支える歯根膜の炎症、歯ぎしりや食いしばりによる過負荷などが考えられます。また、上の奥歯では鼻の奥にある副鼻腔の炎症が関係することもあります。原因によって対応が異なるため、精密な診査で見極めることが大切です。


Q. 歯根膜炎は噛むと強く痛みますか?

A. 歯根膜に炎症が起きると、噛んだときに強く響くような痛みや、歯が浮いたような感覚が出ることがあります。痛みの程度には個人差がありますが、原因を取り除くことで落ち着いていくケースが多い状態です。気になる場合は早めにご相談ください。


Q. 痛みが引いたら受診しなくても大丈夫ですか?

A. 痛みが消えても、内部では進行が続いていることがあります。神経がダメージを受けて痛みを感じにくくなっている場合もあるため、症状がおさまっても一度状態を確認してもらうことをおすすめします。


Q. 上の奥歯の痛みは何科を受診すればよいですか?

A. まずは歯科での診査をおすすめしますが、複数の歯が同時に痛む・かがむと痛む・鼻づまりを伴うといった場合は、副鼻腔の炎症が関わることもあり、耳鼻咽喉科での相談が向いていることもあります。歯科で歯以外の可能性が示された際は、適切な診療科をご案内します。


Q. 忙しくて何度も通院できませんが、短期間で治療できますか?

A. 症状や歯の状態によりますが、歯科用CTでの精密な診査やセレックシステムの活用により、通院回数を抑えられる場合があります。まずは診査のうえで、ライフスタイルに合わせた治療計画をご提案します。


参考文献

1. 厚生労働省「健康づくりサポートネット(疾病・健康に関する情報)」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/

2. 厚生労働省「健康づくりサポートネット(口腔・歯の健康)」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/teeth


藤田 久典

歯科医師


わたなべ歯科

院長

藤田 久典

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