ボトックス注射の流れ|幸田町の歯医者|わたなべ歯科

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ボトックス注射の流れ

01 問診・カウンセリング

治療内容の詳しい説明、および患者さまのお悩みや気になること、希望などを丁寧にヒアリングいたします。口腔内の状態も確認し、患者さま一人ひとりに適した治療計画の作成に活用します。

02 視診

視診では、以下の3点を確認いたします。
1.エラの張り
食いしばりや歯ぎしりを日常的に行っていると、必要以上に咬筋が強くなってしまうため、顎や歯にかかる負担は自然と増えてしまいます。
2.骨隆起
歯ぎしりなどの癖があり、日常的に顎へ強い力が加わり続けると、歯ぐきに硬いふくらみができます。骨隆起の具合によって、その方の症状や特徴が推定できる場合もあります。
3.咬耗
噛みしめ癖により日常的に歯に負担がかかり、歯の表面がすり減ってしまう状態を咬耗といいます。歯が割れる、短くなる原因になります。

03 知覚過敏検査

歯ぎしり癖のある方は、歯が欠けたり削れていることがあり、知覚過敏の症状が発生している可能性があります。治療前に検査して、知覚過敏の有無を確認します。

04 レントゲン撮影・診断

口腔内の状態を詳しく把握するため、レントゲン撮影をします。歯の状態や顎関節などの部位を中心に確認し、患者さまに適した治療計画を行います。

05 筋電計検査

噛む力を示す表面筋電計を使用して、患者さまの噛む状態を詳しく検査します。噛む力をグラフ化することで、客観的に評価することができます。

06 診断とご説明

カウンセリングや各検査などの結果をもとに、治療計画と内容を患者さまに説明します。費用や治療リスクの説明はもちろん、治療前に気になることや不安なことなど改めてヒアリングいたします。

07 ボトックス注射

治療当日も口腔内に異常がないか確認したうえで、ボトックス注射を開始します。表面麻酔を導入して、効果が確認できた後に注射していきます。施術時には、注射箇所にマーキングをします。すぐに落とすことができますが、お化粧をされている方は一緒に落ちてしまいますのでご了承ください。

08 アフターケア(1ヶ月後)

ボトックス注射後は、毎月ご来院いただき経過を確認いたします。施術後の変化やお困りごとなどお伺いし、必要に応じて処置を行います。